新年のご挨拶もままならぬまま、
お陰様で慌ただしく新年のスタートを切っております。
2024年は湯川酒造店として大きな一歩を踏み込んだ1年でした。
酒蔵母屋のリノベーションを「YUKAWAくぐり戸プロジェクト」として
キックオフしたのが2023年11月。
そして2024年7月からたった3カ月でリノベーションが完了し、
内覧会を経て2024年11月23日にグランドオープンをすることができました。
たった1年。
この短い期間の中で、私自身の地域に対する意識をアップデートし、
多くのことを考え、多くの人に会い、ご縁をいただき、
2024年がスタートした時には想像もしていなかった、
湯川酒造店の新しい姿が今ここにあります。
歳をとるごとに時間が過ぎるのが早く感じるもので、
私自身も超速で時間が過ぎていくのを実感しているものの、
2024年に経験した時間はとてつもなく濃厚で、
あっという間なんていう言葉では片づけられないほど充実したものでした。
これほどまでに密度の濃い時間を過ごせたことに、
関わっていただいたすべての方へ感謝するとともに、
2025年を更に密度の濃いものとして、発展させていきたいと考えています。
1日1日を大切に、
そのすべての時間が未来につながるものと確信して、
大切に過ごしてまいります。
そして、最も重要なことは、
湯川酒造店が木祖村薮原で醸す意義を更に深掘りして、
唯一無二の日本酒づくりを追求し、
満足度の高い商品をお届けすることです。
新たなチャレンジや、
未来を見据えた持続可能な酒造りに向けての
仮説の検証も行ってまいります。
皆さまとともに、2025年も大いに飛躍の年にしてまいりますので、
本年も湯川酒造店をお引き立ていただきますよう、
何卒よろしくお願いいたします。