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スローペースも時には大事。

2月に入って、社長はちょっとだけトーンダウンをしています。
気分の落ち込みがあったりして、うまく集中できていない。

2024年は変化の年となり、大きく一歩を踏み込みました。
このブログの中で、酒蔵YUKAWA(くぐり戸プロジェクト)について
大して書き残すこともせずに、忙しく過ごした1年だったと思います。

なおかつ、2025年に入ったら年始の仕事や期日の迫られた仕事に追われ、
仕事時間以外は、かわいいかわいい息子氏たちとの
体力も精神力もそぎ取られるハードな時間が待ち受けている。

文章を書くって、自分の考えをアウトプットする、
とてもいい機会だと思っているものの、
私的にはそれなりにパワーを使うので、
自分に余裕があるときでないと、書き進まない。

1月末でひと段落ついた仕事がいくつかあって、
余裕が少し出て来たな~と思った途端に、
仕事も含めて生活全般への集中力が途切れてしまった。

なんとなく集中できない時間が増えて、
忙しがって後回しにされている仕事が山積しているくせに、
そのどれにも積極的に手を付けることもできず、
今日やらねばならないことを確実にこなし、
期日を迎える細かい仕事たちをなんとかやりくりしながら、
ここ2週間を過ごしている。

会社経営者として、2025年の目標はもちろんあるし、
見えている課題も明確で、
その課題解決に対して仮説の検証を進める年でもあり、
自分の進むべき道はキッチリと見据えているつもりではある。

だから、会社経営として何かが停滞しているというわけでもないのだけれど、
スケジュールが比較的空いていたというのもあってか、
少し今、溝にはまった感じなんだろうと思う。

実は、地元JA木曽の広報誌の新春号に載せたいからと、
年末に「あなたの新年の抱負と夢」を尋ねられ、
一瞬答えにつまったものの、久しぶりに抱負と夢なんぞを考えた。

個人的な抱負や夢なんて、会社のことで精いっぱいで、
そういえばここの所考えもしなかったなって。
一生懸命考えた挙句に、出てきた抱負と夢は、
結局のところ会社に大きくかかわることだったのは、言うまでもない。

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2025年の抱負
湯川酒造店の日本酒を通じて木祖村の歴史や文化をより多くの人に伝えたい。
そして100年先の未来を描ける地域を、子どもたちにつなげていきたい。


日本語だけでなく英語を話す機会を増やして
公私ともに「自分の言葉で丁寧に伝える」ことを深めていく。
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実は44歳になって初めて英会話の勉強をし始めていて、
これまで、中学までの学習レベルの中で、
適当にコミュニケーションをとっていたところから、
英語のコミュニケーションの楽しさと、
自分でキチンと伝えられないもどかしさが今更ながらの原動力になっている。

2月に入って、気分が落ち込んだりすると、
英語のポッドキャストを聞いたりして、
英語に触れる時間を多く作っている。

自分の日常に全く関係のない話をポッドキャストで聞いていると、
脳みそから少しだけ会社のことが押し出されて行って、
なんだか心地がいい。

単語を覚えようと、英英辞典を買ったのも、
小さい文字に苦戦しながら読んでいるが面白い。

結局プラスマイナスなんだよ、時間なんて。
必死になって忙しくて、いっぱいいっぱいだった時があれば、
その反動でちょっとトーンダウンしたり、
自分自身に時間を振り向ける余裕ができたり、
そういうもんだよって、杜氏さんが言ってくれた。

そっか、2月はそういう月なんだ。
なんだか気持ちが軽くなった。